法人向けサーバー選びは、1にコスト、2にセキュリティ、3に安定稼働。このコーナーでは弊社でも利用している低コストでありながら、コーポレートサイト運営に適したレンタルサーバーやご相談頂き用途に応じてご紹介させて頂いた法人向けレンタルサーバーの中から特に満足度の高かったサービスをランキング形式でご紹介いたします。

法人向けレンタルサーバーとひと言で言っても、会社の規模やホームページの運営目的、獲得予測アクセス数などにより、その選択の幅は広がります。ただし、ホームページに月間数100万アクセスの獲得を見込むような運営方針なら、専属の対策チームもあることでしょうし、そう言った場合はAmazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス「AWS」)がおススメです。本ページでAWSの解説は割愛させていただきます。

法人向けおすすめNo1レンタルサーバー

セキュリティ&安定性ならNTT系のWebARENA

弊社でも利用させて頂いているWebARENA SuiteXは、これまでにもたくさんのご相談者様にご紹介させて頂いた法人向けレンタルサーバーです。

WebARENA SuiteX

大容量のディスクスペースは300GB。これはもう「ほぼ無制限」の領域です。利用料金は年一括支払いで月額利用料が1,361円(年額16,334円税別)。法人向けレンタルサーバーに欠かせないセキュリティ面もWeb改ざん検知サービス、定期自動バックアップ、ファイアウォール/IPSによる自動防御、シマンテックのウィルスチェックに迷惑メールフィルターなど至れり尽くせりです。

弊社は運営しているサイト数や利用しているレンタルサーバーのバラエティも多いのですが、実はWEBサイトの改ざん被害も多数経験しています。サーバーダウンによる売上の損失や迷惑メール、未承諾広告メールの受信なども日々頭を悩ませる問題なのですが、利用を開始してから今まで、1度もこれらの被害にあったことがありません。

無料の電話サポートも心強い味方で、サーバー管理の専門スタッフを御社で抱えていなくても、随時対応が親切で、オンラインマニュアルやFAQも分かりやすいので、土日の作業で困った場合でも比較的スムーズに問題を解決することが出来ます。

【ちょっと不満な点】

弊社が利用する際に不満に感じる点は、マルチドメイン対応のサーバーなのですが、この設定が少し面倒です。利用しているサーバーでは、出来る限り全てのレンタルサーバーを使い様々な検証を行いたいのですが、2つ目以降のドメインを設定しWordPressの高速化などを検証しようとした際に、同一のプラグインが利用できなかったり、サーバー上のディレクトリとサイト内での階層構築などを正しく理解できていなければ、システムの連動などがうまく行かなくなってしまう場合があります。

メールアドレスに関しても、2つ以上のドメインを運営する場合「@以前」に同一の文字列が使えないと言うデメリットがあります。例えば「abc.com」というサイトを運営している場合「info@abc.com」というメールアドレスを設定しますよね。同じくWebARENA SuiteXの同一プラン内で2つ目のドメインとして「123.com」のホームページを運営賞と考えれば、きっと「info@123.com」というメールアドレスを利用したくなるところでしょう。

しかし、このサーバーの場合は、「@以前」が同じなら「@以降」が異なっても同一のメールアドレスと認識してしまうため、メールソフトの方でフィルタリングを行うなどの設定が必要になってしまいます。この他のWebARENAに関する使用感レビューは、ブログ記事をご覧ください。

法人向けレンタルサーバーの1位としてご紹介させて頂いておりますが、当NTTPCのレンタルサーバーSuiteXにて、マルチドメインを利用し、2つ以上のWordPressサイト運営の予定がある方には、お勧めできません。

ちょっと割高?でもその価値は充分にある法人向けサーバー

月額3,800円(年間一括払い時)のレンタルサーバーはちょっと割高?と感じてしまう方も少なくありませんので、第2位となってしまうKDDIが提供するCPIレンタルサーバーですが、その内容を見れば、きっとあなたも納得です。

法人向けおすすめNo2レンタルサーバー
cpiレンタルサーバー
  • 月額利用料:3,800円(税抜:年払い時)
  • ディスク容量:無制限
  • MySQL(データベース「DB」):無制限
  • マルチドメイン:無制限
  • 自動バックアップ:Web1ヶ月分、DB10日間
  • テストサーバー完備
  • 選任スタッフによる24時間、365日メールサポート
  • 電話サポートは平日10時〜18時まで
  • 様々なCMSが利用可能
  • 企業に嬉しいグループウェアも完備
  • セキュリティ機能も豊富

近年ニュースにもなるサイバー攻撃。身近なところですと「WEBサイト改ざん」という問題に対するセキュリティ対策はより強固な方が安全なのですが、実は経験上申し上げますと、WEBサイトの改ざんやマルウェア感染に気付くのは、実際に感染してから数日後というのがほとんどです。各種レンタルサーバー会社が準備するセキュリティ設定を「ON」にしていたとしても、パスワードやIDを強固なもの、複雑なものにし定期的に変更していたとしても、被害に遭う時は被害にあってしまうというのが、これらハッキング被害の実情です。

そう言った意味でも、自動バックアップの保存期間がWebなら1ヶ月分(公式ページでは「30世代」と表記されています)、データベースなら10日分のバックアップデータを保存してくれますので、これだとたとえ被害にあったとしても復旧がアッという間に完了します。

マルウェア感染やWEBサイトの改ざん、不正ファイルの差し込みなどが行われた場合、これまでに数10件の復旧作業に携わってきましたが、状況によってはウィルスが作業をするパソコンに汚染するリスクもありますので、このリスクを負うだけの費用を請求しなければなりません。それを承知頂き、不正ファイルやウィルスなどをサーバー会社と連携しながら探していくのですが、CMSなどを導入しているホームページの場合は、既存ファイルだけでも数1,000ファイルあり、ディレクトリフォルダーの数も無数に存在するため、完全駆除の場合は、それらのファイルを1つずつチェックしていかなければならない、とても気の遠くなる仕事なのです。

場合によっては、これらの感染サイトの復旧には数週間から数ヶ月必要になるケースもあり、費用は数10万円では足りない場合も出てきます。こういったある種「無駄な出費」をなくしてくれるのが、この自動バックアップと長期間のバックアップ保存期間です。

無料お試し期間も10日間ありますので、まずはこの期間を利用してオペレーターさんとの相性などを確認してみてください。

グループ会社の妙な営業はウザいですが…

かれこれ20年くらい前、私がまだインターネットのことなど何も分からなかった頃、はじめてお世話になったのが、GMOさんの「お名前ドットコム」でした。今でもドメイン取得はお名前ドットコムを利用していますし、サーバーも利用しています。ちょっぴり怪しいサービス(中古ドメインオークションなど)やコンテンツSEOの営業電話などはウザいですが、やはり何と言っても国内の老舗インターネットサービスグループのGMOだけあって、力を入れているサービスの質はコストパフォーマンスひとつとっても高い。

参加に収まったレンタルサーバー会社は数知れずありますが、サービス名に「GMO」の冠が付くサービスは別格。法人向けレンタルサーバーランキングでは基本的に共用サーバーをご紹介していますが、第3位は、国内最大級「GMOクラウド」のレンタルサーバーです。

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クラウド・サーバー(仮想サーバー、VPSともいう)で、この低料金はさすがGMOと言うべきでしょう。通常のVPS(仮想サーバー)の場合は、1台の物理サーバーで機能分割するのですが、GMOクラウドサーバーの場合は、複数代の物理サーバーを連携させた上で、機能分割を行っていますので、障害リスクに強いというわけなのです。この技術のことは「iCLUSTA+(アイクラスタプラス)」と呼ばれる最先端のサーバー技術です。

また、このiCLUSTA+(アイクラスタプラス)は、障害に強いだけではなく、サーバーにかかる負荷を常に監視し、そこに必要な処理を複数台のサーバーに振り分け実行しますので、他のサーバー利用ユーザーの状況に影響を受けず、高いパフォーマンスを安定して発揮できますので、「高速」と「安定」の2つも実現できるようです。

  • 月額利用料:934円(税抜:年間一括時)
  • ディスク容量:200GB
  • MySQL(データベース「DB」):1Gx30個
  • マルチドメイン:60
  • メールアドレス:10個まで
  • 技術電話サポートは平日10時〜18時まで
  • 30日間返金保証

セキュリティやデータバックアップなどのサービスが含まれない上にメールアドレスが10個まで(上位プランだと無制限)など、マイナス要因はあるものの、上位2社のセキュリティやバックアップサービースなどに満足がいかず、ホームページの表示速度などが、ここで改善されるなら!というご要望なら、こちらを試してみるのも良いかと思います。また、本「法人向けレンタルサーバーランキングBEST3」の評定基準からは削除させて頂いた、WordPress高速化サーバーの中でも、法人様にお勧めさせて頂いたレンタルサーバーはございます。

もし、御社がWordPressを使ったホームページの運営を検討されている、もしくは実施していてレンタルサーバーをご検討でしたら、こちらのページをご覧ください。

WordPress高速化サーバー